第38回 関東集会  2005.3.19
参加人数
参加者20名(会員12名)

内 容
はじめに会員の公判日程の連絡、次いで幹事より活動報告がありました。犯罪被害者等施策推進会議設立において、岡村代表に基本計画検討会のメンバーとして就任要請があることと、3月7日に人権擁護法案の成立に向けての要望書を南野法務大臣に提出したことが報告されました。

その後、保護司の安田榮治さんに講演していただきました。お話の中で、仮釈放の申請ができるのは有期刑では刑期の三分の一が過ぎた時、無期刑では10年を過ぎた時と伺い、その期間のあまりの短さに驚きました。

仮釈放の決定に当たっては、被害者感情を調査することになっていますが、被害者は転居などで住所、電話番号がかわっていることが多く、実際に調査されることは少ないようです。

最後に安田さんは「加害者は現状で充分に保護されています。被害者にこそもっと目を向けた施策が必要です。保護司は被害者にも付いた方がよいでしょう。」と話されました。国や自治体から無視され続けてきた私たち被害者側にとって、とても頼もしい言葉でした。
閉じる