第48回 関西集会  2005.4.3
参加人数
参加者29名(会員20名)

内 容
【1】未解決事件を減らす方法
【2】奈良少年刑務所見学の感想と「監獄法改正」
【3】第5回精神医学講座
【4】徳島刑務所見学日程の決定などがテーマでした。


【1】は、情報提供者に賞金を支払う約束で、街頭でビラを配布していますが、警察では主力捜査班の職員が、次々と発生する犯罪に対応するために移動させられ、情報が放置されています。
警察庁通達では捜査責任者が窓口のはずなのに、実際は捜査に関係ない部署が担当しています。


【2】は、刑務官が被害者の実態に無関心で、教育プログラムの中に生命の尊厳を教える教育はありませんし、刑務所内の職業訓練は厳しい社会の中で役に立つものとは思えません。

再犯の実態についての追跡調査はなく、刑務官は国会の「監獄法改正」の事実さえ知らないことが明らかとなりました。今後も「被害者の置かれている実情」を反映させる為、刑務所見学を続けます。


【3】は、高橋先生から、統合失調症は薬の使用によって70〜80%は抑えることができるが、服薬を中止すると再発し、大事をおかす危険性があるとの指摘がありました。
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