2月18日の人形劇公演について
坂口まゆみさんから以下のとおり感想をお書きいただきました。

今回の人形劇の公演は私達から申し入れて実現したもので、人形劇と私の体験談を話して来ました。

公演後日に頂いた受刑者の感想文には、

『被害に遭った心の傷は深くご家族を亡くされた悲しみと犯罪者に対する怒り、法治国家とは名ばかりの被害者を蔑ろにした裁判制度に対する絶望が伝わって来ました』、『“心からの謝罪は認めるけど許さない”私はその言葉の意味の深さ・重さを感じました』

などと書かれていて、私が一番嬉しかったのは、

『同じ受刑者の人達に、“もう二度と刑務所に来ないでね”と私達長期受刑者は言い続けたいと思います』

という言葉でした。 刑務官によると、何人もの受刑者が涙を流し人形劇、体験談を見聞きしていたそうです。

その涙が意味するものは何なのかは解りませんが、一人でも多くの受刑者に私達の想いが届いた事を今は信じたいと思っています。

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