全国犯罪被害者の会
■ 被害者の今 ■
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全国犯罪被害者の会■マーク  悲惨な被害者の立場
全国犯罪被害者の会■マーク  おかしいと思いませんか(ニューズレター)

 悲惨な被害者の立場

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全国犯罪被害者の会■マーク  精神的苦痛
犯罪は、被害者に大きなショックを与え、一生精神的に立ち上がれない痛手を受け、人とのつき合いがいやになって孤立したり、自殺したりする人もいます。
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全国犯罪被害者の会■マーク  報道被害
マスコミの被害者やその周辺に対する取材合戦は激しく、事実に反する報道が多く行われ、被害者の名誉を傷つけ、精神的苦痛を与えています。 間違った報道をされると、それが事実として世間に思われてしまい、うち消す方法がありません。
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全国犯罪被害者の会■マーク  社会の偏見

犯罪被害者は、社会から好奇と偏見の目で見られています。「被害者にも落ち度があった」などいわれのない名誉を傷つけられることがあります。 特に性的被害、ストーカーなどにそういう傾向があります。
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全国犯罪被害者の会■マーク  加害者と被害者にかかる費用の対比

犯罪被害者は、身体的・精神的に大きな被害を受けますが、この損害は全部被害者の負担で苦しい生活を余儀なくされています。 一部の被害者・遺族に対してだけ、犯罪被害者等給付金の支給等に関する法律によって国から見舞金のようなものが出ますが、平成11年度でみると総額で5億7千万円で、これではどうにもなりません。

 これに反して加害者には、国選弁護費用52億円を始め、留置場、刑務所、少年院などの食費、医療費、その他で、年間387億円も国費を使っています。 加害者に比べて被害者はあまりに不公平な状態に置かれています。
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全国犯罪被害者の会■マーク  我が国の刑事司法は被害者のためにあるのではない

犯罪被害者が、加害者に対して無念の気持ちを抱くのは当然ですが、最高裁判所は、国が加害者を処罰するのは被害者のためではなく、公の秩序を守るためだといって、被害者を裁判手続から排除し、起訴状も判決も送ってきません。被害者は操作や裁判の資料にしかすぎず、被害者の怒りを向ける場がありません。

 ドイツやフランスでは、犯罪被害者自身が公訴提起したり、刑事裁判に参加して加害者を追求する制度を設け、被害者感情に配慮しています。
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