ご 挨 拶
あすの会の時代から新あすの会まで長年にわたり代表として、 私たちを導いてくださった岡村勲先生。
犯罪被害者に関する諸制度がこんにちの姿を実現することができたのは、 ひとえに先生のおかげです。
先生と一緒に活動した時のことを思い出す度に、心から感謝の気持ちがわいてきます。
岡村先生から新あすの会を立ち上げる相談を受けていたときから、
「私はもう歳だ。もしなにかあったときには、あとをたのみます。」と言われていました。
でも「はい、わかりました。」とはとても言えるものではありません。
先生がお亡くなりになったあと、 幹事のみなさんからお話があったときにも正直いって躊躇しておりました。
その私が代表幹事をお引き受けする決断をした一番の理由は、
犯罪被害者のための「新あすの会の7つの決議」、 岡村先生がその実現を最後まで望んでやまなかった諸制度を、 なんとしても実現しなければならない、という思いからでした。
とりわけ、損害賠償の国による立替制度、 被害者庁の設立と財政の確保は、 どうしても実現しなければならないと思います。
岡村先生のようなわけにはいきませんが、 幹事の皆様、会員の皆様と協力して、 7つの決議の実現のために頑張りたいと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
(私の自己紹介については、別の機会にさせていただきます。)
2025年(令和7年)7月9日
新 代表幹事 白 井 孝 一
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